呉式太極拳教室「太極の小径」ができるまで

「100歳まで自分の足で歩ける」身体を作るための呉式太極拳教室、「太極の小径」開設までの物語です

はじめの一歩 ー 前回の起業経験

今まで会社を作ったことは何度かあります。直近ではシンガポールで自分の会社を作りました。この時にはすでに目先の売り上げを得るためのお客様がお客様がついていたこと、それ以上にお客様を増やして会社を大きくするつもりも、長い間営業を続けるつもりもなかったこと、自分以外の従業員を雇うつもりもなかったこと、等々、かなり軽い感じの起業でした。

 

やったことは、名前を決めて、ロゴを作って(デザインが得意な娘が作ってくれました)、税理士事務所に行って会社を作る手続きをしただけでした。株式会社にしたので書類は結構多かったですが、全部税理士さんがやってくれました。銀行口座を開けるもの、当局への届出も基本的に全てアレンジしてくれたので、自分は署名を何度かするだけで全て終わりました。支払った金額は、はっきりとは覚えていませんが、大した金額ではなかったと思います。会社を作るのは簡単だなぁ、って感じました。資本金も大して積む必要がなかったし(注)。

 

会社の設立目的や会社が業務として行うことは定款に書かなければいけないので、一応考えましたが、基本的には既存のお客さまに頼まれていることをそのまま記載しました。この会社を通じて何かを達成したい、という思いも特になく先に進みました。

 

このほかに準備しなければいけなかったのは、営業を始めてからの会計処理と請求書の用意ぐらいです。会計処理はソフトを使うことも考えましたが、Excelで十分だという結論にしました。請求書は、以前勤めていた会社のフォームを真似てワードで作って終わりにしました。

 

新規営業をやる気がなかったので、マーケティング活動のための準備は何もしませんでした。ウェブサイトも作りませんでした。名刺は一応作りましたが、渡したことはほとんどありません。

 

ちなみに、日本の会社が作ったソフトウェアを東南アジアの銀行に紹介することを生業としていました。コロナが始まってからシンガポールの外への営業の機会が失われてしまったので、今ではかなり低調な感じになりました。でも、おかげで太極拳の修行に集中できました。

 

会社を作ってもうすぐ第6期が終わりますが、まだほぞぼそと続けています。でも、箱としての会社を作るのはそれほど面倒な作業ではありませんでした。来年の夏、この会社を通じて取得している就労ビザが切れたら畳もうかと思っています。それが「太極の小径」を開設する時期と重なります。

 

今回、自分の太極拳教室を作るにあたって作業を始めてからすぐに、この時とはやらなければいけないことがかなり違うことに気がつきました。

 

まず初めにやったこと、その中で気がついたことを次回は書きたいと思います。

 

(注)会社を通じて外国人に対して就労ビザを発行しなければならない場合には、給与の支払いが確実に行われることを示せる程度の資本を積まないと就労ビザが許可されません。お気をつけください。

 

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