経営理念・ビジョン・ミッション(3) ー ビジョン
ミッションは、「100歳まで自分の足で歩ける」身体を作るためのお手伝いをすること、経営理念は、「分かち合う心、助け合う心、感謝する心」に決めました。
この作業を進めながら、経営理念は自分が教室をやっていく上での根底に流れている「哲学」、ミッションは教室を通じて自分が具体的にやりたいこと、だと理解しなおしました。そして、ビジョンは、将来(例えば10年後)にどんな教室にしたいかのイメージだと定義をし直しました。
企業をするといろいろな目標が出てくると思います。ミッションに現れるような具体的な行動目標もありますし、どのくらい顧客を獲得したいか、儲けをどれくらい出したいか、という数値的な目標もあります。上場を目指したいという形態上の目標もありますし、2号店を作りたいとか、フランチャイズ展開できるようになりたい、なんていうのもあると思います。
これを考えるためには、自分がやろうとしている教室がどのくらいの集客をすることができるのか、集まった人に対してどのような内容を提供するのか、価格帯はどのくらいにするのか、等々もっと具体的な教室のイメージができないとまとまらないのではないかと思うようになりました。なので、ビジョンを決める前に、ビジネスモデルを具体化してみることにしました。
ただ、ビジョンとして暫定的にかんがえたことは、こんなことです。
まずは、集まってくださった生徒の方々に「太極拳が心と体を健康にすることを実感してもらえるようにすること」ができないといけない。そして、それを実感してくださった人たちの中から、それを次世代につたえてみたいと思う人がでてくれたらしあわせだなぁ、と。
教室をもつと、弟子を取りたくなることもあるでしょうし、弟子を持つことによって自分の学んできたものを次の世代につたえたい、という思いができるのもよくあります。先代からつたえられた正統なものだから、後世に残したいという発想も理解できます。
先代が懸命に自分に伝えてくれたものだから次世代に残すのは自分の義務だ、と考えるのも悪くはないと思います。でも、私の場合は、以前ブログでご紹介した通り、正統な継承者とはなり切れないとおもっているので、これもちょっと無理があります。
まずは自己紹介です ー 日本での教室開設を決めた理由 - 呉式太極拳教室「太極の小径」ができるまで (hatenablog.com)
なので、自分が教室をはじめてみて、自分の思いに共感してくれる人が出てきて、人の役に立つことが確認できて、それを広めたいという思いを持ってくれる人が出てきたときに弟子をとったり、教室を追加したりすること考えるようにしとうということで、ビジョンを仮置きしました。
主役は、教える側ではなく、習いに来てくださる方、その人たちが評価してくれるのならさらに広めるための努力をする。そうでなければ辞めてしまう覚悟を持つことにしました。
次回からは、ビジネスモデルをどのように作り上げていったかをご紹介する予定です。
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